攻玉社の入試説明会で印象に残った「書いて考える力」

算数を得意にする中学受験個別指導教室|港区田町|算数・数学専門高橋塾
こんにちは、高橋塾の高橋です。

先日、攻玉社の入試説明会に参加しました。

説明会の中でも、特に印象に残ったのは算数についてのお話です。
攻玉社の算数では、公式の暗記だけでなく、手を動かして図や表を書き、粘り強く規則性を見出す姿勢が評価される、という点が強調されていました。

担当の数学の先生とも少しお話をしましたが、やはり、書き出して考える力で差がつく場面が多いようでした。
この点は、高橋塾でもとても大切にしていることです。

算数の勉強をしていると、どうしても「公式を覚える」「解き方を覚える」という方向に意識が向きやすくなります。
もちろん、それも大切です。
ただ、それだけでは本当の意味で問題に強くなるとは限りません。

特に場合の数の問題では、そのことを強く感じます。

場合の数は、ふつう次のような順番で勉強していきます。

まず、樹形図などを使って、実際に書き出して何通りあるかを数える。
次に、「並べ方」「組み合わせ」などの計算を使って求める。
そして、書き出した結果から規則性を考えたり、範囲をしぼって数えたりする。

本来は、この流れそのものがとても大切です。
まず手を動かして書いてみる。
その上で計算の方法を知り、さらに規則性を見つけていく。
この順番で学ぶことで、場合の数の考え方がしっかり身についていきます。

ところが実際には、2の「計算で解くこと」が中心になってしまい、書き出して考える経験が十分にできていない子も少なくありません。

「並べ方」や「組み合わせ」の公式は知っている。
でも、実際に問題の状況を整理しながら、自分の手で書いて考えることができない。
そうなると、少し形が変わっただけで対応しにくくなってしまいます。

算数は、答えを出すための公式を知っているだけでは足りません。
問題の中にある関係を整理し、手を動かしながら考え、規則性を見つけていく力が必要です。

だからこそ、高橋塾では「書くこと」を重視しています。

樹形図を書く。
表を書く。
図を書く。
場合分けをしてみる。
実際に手を動かしてみる。

そうすると、頭の中だけでは見えなかったことが見えてきます。

どこまで分かっていて、どこから分からないのか。
どう並んでいて、どこに規則があるのか。
何を数えていて、何を見落としていたのか。

そうしたことが、少しずつ整理されていきます。

算数が得意になる子は、ただ公式をたくさん覚えている子とは限りません。
自分で書き、試し、整理しながら考えられる子が、最後には強くなっていきます。

今回、攻玉社の説明会に参加して、学校側がそうした姿勢をきちんと見ていることに、改めて大きな意味を感じました。

公式を覚えているだけではなく、手を動かして考えること。
図や表を書きながら、粘り強く規則性を見つけていくこと。
それは入試のためだけでなく、その先の学びにもつながる大事な力だと思います。

高橋塾でも、これからも「書いて考えること」を大切にしながら指導していきたいと思います。

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