過去問の時期になりました
算数を得意にする中学受験個別指導教室|港区田町|算数・数学専門高橋塾
こんにちは、高橋塾の高橋です。
9月にはいりますと受験生は忙しくなります。
学校の授業、塾の講義、そして日々の宿題ーー
一週間があっという間に過ぎると感じている親御さんも多いかと思います。
時間が無いなかそれに加わえて過去問演習が本格的に始まる時期でもあります。
夏休みから少しずつ解いているご家庭もあるかと思いますが、
本格的に志望校や併願の過去問に着手する、9月〜10月が目安です。
では、なぜ過去問を解くのが重要なのか。
過去問を解く意味を大きく分けて3つ説明したいと思います。
① さまざまな単元を自分で選んで解く練習
過去問は、これまでのように「単元ごとに分かれた問題」ではありません。
すべての単元が混ざった状態で出題される、総合問題です。
その中で受験生は、自分で判断して、
- 割合で解くのか
- つるかめ算を使うのか
- 面積図が有効なのか
などを瞬時に選び、時間内に解いていく力が求められます。
これは、「判断力」「実戦力」を養うトレーニングになります。
② 志望校の出題形式に慣れる
学校によって出題の傾向は大きく異なります。
- 問題数が多くテンポ良く解く必要がある学校
- 少ない問題をじっくり解かせる学校
- 記述式、作図問題が含まれる学校
その傾向を知っておくことで、戦略的に試験に臨む力が育ちます。
また、時間配分にも慣れることができるため、本番での焦りも軽減されます。
③ 志望校との距離を測る
過去問演習は、単なる点数の確認ではありません。
現在の自分の実力と、志望校との距離を測る貴重な指標です。
ただし、点数に一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、なぜ間違えたのかを分析し、次にどう生かすかです。
計算のミスが目立つなら解き方を見直してみる。
聞かれていることを間違いやすいなら線を引いたり答えを書く前に確認する。
それらを分析して普段の算数問題の演習でも行い定着する必要があります。
このように、解きっぱなしにしないことが、過去問の効果を最大限に引き出します。
受験が近づくこの時期は、子どもたちもご家庭も本当に忙しくなります。
その中で取り組む過去問演習だからこそ、
ただ解くのではなく、実りある学びとして活用してほしいと願っています。
高橋塾では、過去問の取り組み方や分析のサポートも行っています。
不安な点があれば、ぜひご相談ください。
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