算数の恩師にお会いしました!
算数を得意にする中学受験個別指導教室|港区田町|算数・数学専門高橋塾
こんにちは、高橋塾の高橋です。
本日は昨日、私の算数の恩師である、元「山王光洋学院」の根本先生にお会いした話です。山王光洋学院は何を隠そう、私が小学生の頃に通っていた塾であり、その時に厳しく、時々優しく、そして厳しく、教えて頂いたのが根本先生でした。
実際私は生意気なガキでして、算数はできたのですが途中式も書かず、答えだけをノートに書いて問題を解いていた生徒でした。それでは基本的な算数力はつくはずもなく、模試では正解率に波があり良く計算ミスをしていました。それでも算数の成績が良かったので先生も手に負えないガキだったと思います。しかし、そんな勉強方法で受験は上手くいくほど甘くはなかったのです。
小学5年生の最後の模試でした。初めて模試で6問間違えてボロボロの点数を見て唖然としました。今まで間違えても2.3問。今回も一問以外は出来たつもりでした。凄く悔しかったです。そこから、どうしてこうなったのかを初めて考えました。計算のミスが多かったのです。その時にアドバイスを頂いたのが根本先生でした!
まずは、計算のノートの使い方。今までの計算式を書かないやり方ではなく、計算問題から全ての過程を書いたのです。
※詳しくは「計算のノートは縦に使う?」をご覧ください。
最初は計算の問題集10問解くのに30分、間違いも多かったです。しかし、続けるとみるみる速くなり2週目では10問解くのに10分もかからなくなり、間違える日が珍しい状態になりました。
文章問題もノートをちゃんと使う様になってからは速さは勿論ですが解ける問題は間違えなくなり、解けなくて間違えても何が間違えているのか直ぐに解るようになったのです。
そうすると模試の成績も安定しはじめて解けなかった1.2問以外は全部合うようになったのです。偏差値も安定して70前後を取れるようになり、最終的には満点も採れるようになりました。嬉しくて塾から走って家に帰ったのを覚えています。(今思うと大変危ないですね)
中学受験ではいい意味で調子に乗り、算数は半分の時間でとき終わり見直しを1回、別の解き方でもう1回行い、見事!渋谷教育学園幕張中学に合格したのです。後から知った話ですが算数は満点に近く、他の科目がボロボロだったのでギリギリ合格でした。
私の話が長くなりましたが、根本先生の指導方法は徹底的に問題を解かせる指導方針でした。しかし、量だけではなく、膨大な教材研究、過去問研究から生徒に必要な問題を選びプリントを作成。質の高いプリントとノートに途中式を徹底して書かせるから今の自分は勿論ですが他の同級生も上位校に合格するのだと思いました。
そんな山王光洋学院、根本先生に感謝しつつ高橋塾も基礎を、ノートを大切にして生徒の算数力を伸ばしたいと改めて心に決めました。
がむしゃらに頑張るぞ!
では、今日はこの辺で!