鉄道開業150周年と大森貝塚

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こんにちは高橋塾の高橋です。
今回は時事問題として出題されるかもしれない鉄道開業150周年と地元、大森の貝塚の関係性について書きたいと思います。
150年前の1872年に鉄道が出来たことにより、輸送や人の移動の概念が変わり、時間(時刻)の概念が生まれました。また、あまり知られてはいませんが、日本で考古学の概念を作ったのが鉄道であり、なんと大森貝塚なんです!

その関係性を知るにはまず、ことらの写真をご覧ください。

実は大森貝塚は鉄道が開業して5年後にエドワード・シルベスター・モース博士に発見されました。時代が近いのは偶然ではなく、鉄道の工事により出土したからです。大森駅が出来たのが鉄道開業の4年後なので、その時に発見されたかというと違います。実際、大森駅は開業当初から整備駅として存在していたからです。
では、なぜ発見されるまで5年間かかったのか、、、その当時の日本人は貝塚の後を見ても知識がないので遺跡だと思わなかったようです。しかし、海外で二枚貝の研究を行っている動物学者のモース博士は車窓からの一瞬の景色で貝塚だと判断しました。その後、国の許可を得て、発掘し日本で初となる考古学の発掘報告書、「大森介嘘古物編」を出版。大森が考古学発祥の地となったわけです。


今年は鉄道開業150周年。今一度、新橋~横浜の沿線の学校を受験する方は当時の歴史を確認すると良いことがあるかもしれないです。

では、今日はこの辺で!

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